世界最大のPCメーカーである HP が、コンシューマー向けPCやタブレット、スマートフォン、ストレージなどを含む Personal Systems Group の切り離しを検討していることを明らかにしました。発表文の表現では、「スピンオフ他の手段による、PSG全体もしくは一部のHPからの切り離しを含む、広範なオプションを検討する」としています。
さらに、
webOS を採用するタブレット TouchPad と スマートフォンについて、事業を終了することも明らかにしています。HPは約1年前に Palm とwebOSを12億ドルで購入したばかり。TouchPad に至ってはつい先日発売されたばかりで、HPは自社独自のプラットフォームとして、PC や プリンタなどのデバイスにも webOSを採用する戦略を公言していました。
発表文では「今後の webOSソフトウェアの価値を最適化するための選択肢を引き続き検討する」とされているものの、どこかへ売るのかライセンスするのか etc は明らかにされていません。
HPはまたソフトウェア企業の Autonomy を年内にも買収する計画を示しており、一連の発表は利益の低いハードウェアビジネスから、ソフトウェア / ソリューションへの注力を明確にしています。決算発表後の投資家向けカンファレンスコールで Leo Apotheker CEO が語ったところによると、PC部門の切り離しは即座におこなわれるものではなく、今後12か月から18か月をかけて選択肢を検討するとのこと。
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