Filed under: タブレット
NVIDIA " Kal-El " 採用タブレットが意外なところから登場しました。写真は北京国際通信展にZTEが出展したタブレット T98。1280 x 800画面で11.5mm厚、中国のTD-CDMAに対応する一般的な7インチ Honeycomb タブレットながら、製品概要にははっきり「NVIDIA Tegra 3」採用と記されています。システム情報のCPU画面では " Cores:4 , Max freq.; 1300MHz " ARMv7プロセッサの表示。
NVIDIA の " Kal-El " (開発名)は、最大1.5GHz駆動のARM Cortex-A9 CPUコア4つに「12コア」のGPUを組み合わせ、現行 Tegra 2 比で総合5倍の処理能力をうたう次世代モバイルプロセッサ。最近公開されたホワイトペーパーでは、4コアと排他動作する
低負荷時専用の「コンパニオン・コア」により、すべての動作シナリオで現行 Tegra 2 より低い消費電力を実現するvSMP技術が明らかにされました。
Kal-El は2月の発表時から実働する開発プラットフォームが公開され、リファレンスのタブレットも披露されてきましたが、メーカー名のついた採用製品が広く公開されるのはこのZTE T98が初めて。夏には採用機が出荷されるという当初の見込みは逃したものの、秋から年末の商戦期には各社から採用タブレットが登場する予定(NVIDIA)は嘘ではなさそうです。
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