日本からまた、驚きの技術。東京のMebiolは、薄膜を使用する植物栽培技術…その名をImec…を開発している。植物が、土壌ではなく薄いフィルムの上で生育するのだ。そのフィルムはヒドロゲル(hydrogel)と呼ばれる吸水性の素材から作られ、厚さが”数十ミクロン”しかない。
Mebiolによれば、トマト、ラディッシュ、キュウリ、メロンなどなどは、これまでの栽培技術に比べて水の必要量が80%少ない。1グラムのSkyGel (そのヒドロゲルの商品名)が、100mlの水を吸収する。土壌と違って、バクテリアやウィルスが植物を害する機会がない。もう一つのアドバンテージは、SkyGelが、砂、コンクリート、氷など多様な面の上で使えることだ(近年の利用例がこのPDFに)。
同社によれば、フィルムは交換までに2〜3年は植物の栽培に使える。
東京のDiginfonewsが撮影したこのビデオは、より詳しい情報(Imecの利点と不利)を提供している:
[原文へ] [jpTechCrunch最新記事サムネイル集] [米TechCrunch最新記事サムネイル集] (翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))