インフォグラフィックのVisual.lyが$2Mを調達, ベータ前なのにすでにフル回転
Mintのあのすばらしいインフォグラフィックを作った連中が独立して作ったVisual.lyが、$2M(200万ドル)のシード資金を、Crosslink Capital、SoftTech、500 Startups、さらにエンジェルのKapor Capital、Giza Ventures、Naval Ravikant、Mark Goines、Josh Jamesなどなどから調達した。
発表された財務データによると、Visual.lyが近く開始するベータへの登録ユーザ数は26000、これまでに作られたインフォグラフィックは30万点、Webサイトの月間ページビューは100万あまり、同社がホストするインデクシング済みのインフォグラフィックの数は、4月のデモの時点に比べ倍増した。
同社はベータ以前の段階ですでに、The Atlantic、BuzzFeed、AskMen、CNNMoney、GOOD、The Economist、NASDAQ、Skype、National Geographic、Wall Street Journalなどのメディア企業と提携し、彼らのインフォグラフィックとデータ視覚化ソリューションを提供している。
“われわれはスタートアップの新しい分野を作り、ユーザがセクシーでインパクトの強いデータ視覚化を作れるようにしたい”、協同ファウンダのStew Langilleはこう言う。”今、ビジネスインテリジェンスの分野ではPalantir、Tableau、IBMのMany Eyesなどの企業がある。われわれはその市場に別の角度から臨みたいが、彼らと競合することになる、と見る向きもある”。
Langilleの構想では、資金はVisual.lyの開発チームの充実と、データ視覚化のスペシャリストの増員に充てたい。ベータは年内にロンチ予定で、一般公開はそのすぐあとを予定している。そう願いたい。世界中が、もっともっと多くのインフォグラフィックを必要としているのだから。
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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))