GoInstantは、ブラウザー共有をダウンロードなしで実現
画期的なブラウザー協業テクノロジー、GoInstantが、今日(米国時間9/13)のTechCrunch Disruptで限定ベータテストを開始した。追加のプラグインやソフトをダウンロードすることなく、他の人とウェブサーフィンを共体験できる初めてのサービスだ。
Mac、PC、iOSやAndroid、Blackberryなどのモバイル機器など、あらゆるブラウジング機器上で、GoInstantを使えば同じURL上で協業したり、リンクを共有したり、新たに共通ブラウジングのセッションを開始できる。
共同ファウンダーのGavin UhmaとJevon MacDonaldは、テクノロジー業界のベテランで、MacDonaldは元Dachis Groupのシニア・パートナー、Uhmaはソーシャルゲームのスタートアップ、Slightly SocialのCTOだった。Node.js、Socket.ioおよびRedisを使うことで、GoInstantが一切のダウンロードを必要としていないことは注目に値する。
Uhmaは、このアプリの利用形態はSaaSで、簡単な自動共同ブラウジングは企業内プレゼンや顧客サポートに非常に有用であり、「誰かに自社製品を説明するよりも、サインアップしてログインすれば、どうやって使うかを見せることができる」と言っている。
Uhmaはライバルとして、WebEx、join.me、Glance、GoToMeetingなどの画面共有や協業チールを考えているが、GoInstantが他を差別化しているのは、パソコンではなくウェブ向けに作られていることだ。このテクノロジーは、すぐに使えて、ウェブページの最大解像度で表示されるよう意図的に作られている。
GoInstantは、企業に対して月額ユーザー当たりの料金を課金することで収益化する計画だ。
同社は最近大きなシード資金を調達したところで、それについても今日発表があった。総額170万ドルの出資元は、Freestyle Capital、Baseline Ventures、Greylock Partners、Social Leverage、Chamath Palihapitya、Ed Sim、およびYuri Milner。
Q&A、審査員は、Yossi Vardi、Mark Suster、GoogleのWesley Chan、QuoraのRebecca Cox、CausesのJoe Green。
MS:私が思うに、一番重要なのは、あなたがたの市場参入戦略をどうすればうまくいくかを見つけることだ。
A:それは考えている。
WC:すごく面白いと思う。誰が使いたいかを見つけられるかどうかの問題だ。私はWeb Exが大嫌いだ。
A:どのVCもWeb Exについて同じことを言う。
AC:インターフェースについて話してくれないか。
A:極力シンプルにしたいと考えた。
JC:他人が入り込まないようにブロックすることはできるか? 君たちはカナダ人?
A:セッションの管理はプライバシー・コントロール等で行える。はい、私はカナダ人だ。
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(翻訳:Nob Takahashi)